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リクガメと紫外線

紫外線
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紫外線

リクガメなどの爬虫類には何故、紫外線が必要なのか?

英語ではUltraviolet Ray(ウルトラバイオレット・レイ)、省略してUVと呼ばれています。太陽の光にはこのUVが含まれています。陸亀(リクガメ)等の昼行性爬虫類を飼う場合は、太陽光が理想的ですが、我々のような室内飼育者の場合は、この太陽光の代用品である人工照明が必要不可欠と言えるでしょう。

紫外線について(wiki)

UVAとUVBとは?

UVB(中波長紫外線)がビタミンD3を合成します。骨の代謝に不可欠であるカルシウムの吸収には、ビタミンD3が関与しているようです。多くの爬虫類がこのビタミンD3をUVBを照射により、皮下にあるデヒドロコレステロールと云われる脂質から合成します。UVA(長波長紫外線)には、爬虫類の脱皮、食欲、繁殖を促進する効果があると云われています。

※紫外線(UV)について

光のうち、紫外線というのは、波長が400nm以下の光の事です。
紫外線はさらに波長により3段階に分けられています。
●長波長紫外線(UVA)・・・320~400nmの波長
●中波長紫外線(UVB)・・・280~320nmの波長
●短波長紫外線(UVC)・・・280nmよりも短い波長
※nm(ナノメーター)=100万分の1nm

蛍光灯

照射距離について(レプティグローの場合)

標準の照射距離は20~45cmです。生体の様子を見ながら照射してください、との事。また、生体が蛍光灯の光から隠れることが出来るようなスペース(シェルター)を設置してください。(自分の場合は植木鉢を使用していた時もあります)照明器具と照射体の間にガラス、アクリル、プラスチック等を使用すると、紫外線がガラス等に吸収されてしまい、UVの効果が十分に発揮できない場合がある、明記されています。

蛍光灯

照射時間の目安

一日に8~12時間が目安です。ただし、生体の種類や固体の健康状態によって調整してください。自分はタイマーで調整しています。

蛍光灯

UV灯の交換時期

一般に半年で交換と云われています。それ以上だと効果が薄れてくるようです。目に見えないものなので、交換サイクルは守ったほうがいいです。そういう自分も交換し忘れていました。尚、レプティグローの場合は5000時間、一年で交換してくださいと書かれています。

レプティグローの選び方

  • レプティグロー5.0と2.0の併用、レプティグロー8.0と2.0の併用をお勧めします。太陽光に近い自然の明るさで、UVの効果と鑑賞性を同時に得ることができます。
  • レプティグロー2.0は、高演色指数98%なので、生体の体色を色鮮やかに映し出します。
  • レプティグロー2.0は、ヘビ、両生類などの低いUV要求度の生物の飼育に適しています。また、植物の育成にも効果的です。
  • レプティグロー5.0 、レプティグロー8.0はヤモリ等の夜行性の爬虫類には使用しないでください。
商品名 UVA量 UVB量 飼育生物
・レプティグロー2.0 10W/15W/20W ・25% ・2% ・カエル・ヘビなど
・レプティグロー5.0 10W/15W/20W ・30% ・5% ・リクガメ・トカゲなど
・レプティグロー8.0 10W/15W/20W ・33% ・8% ・リクガメ・トカゲなど

その他の情報

なんか、レプティグローの紹介になってしまいましたが、管理人は色々な蛍光灯を使っています。基本的にお高いものなので、交換時期は守ったことありません^^ ダメ飼い主ですね。

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