ウミガメ以外でも甚大な被害が!漁業や観光資源、生物への影響
鹿児島県の奄美大島海域で油の漂着が相次いでいます。これは平成30年1月14日に起きた外国船籍タンカーの事故で重油が東シナ海に流出したという事です。奄美大島は鹿児島県にあります。奄美大島と徳之島に行った事のある管理人の印象としては沖縄県の方が雰囲気が似ていると思います。高齢の人と話をする機会があったのですが、全く意味が分かりませんでした。それくらい言葉が違うということなんです。
今回の事故は事故なので責めてもしょうがないのですが、もっと早くオイルフェンスを設置するとか出来なかったのでしょうか?亡くなったアオウミガメは体長40センチ、体重3.6キロの固体。口の中に油が詰まっていたということで、窒息死の可能性が高いとの事です。沈没したタンカーが積んでいたものはコンデンセートというもので揮発性が高いらしいです。コンデンセートとは天然ガスを採取する時に出る副産物のようなもので液状炭化水素。
アオウミガメは絶滅危惧2類に種別されている絶滅の恐れの高い生き物。ウミガメ以外でも油にまみれたら生き残っていけない動物や魚、海藻類がいるんだと思います。人間も漁業や観光に影響のあることだと思いますのでこういう事故は再び起きないようにして欲しいですね。