新しいニュース記事ではないのですが、海ガメが毎年、大量に亡くなっているというニュースがありました。
米国の東側沿岸(メキシコ湾・大西洋)で行われているエビのトロール漁(底引き網)で網に掛かってしまった海ガメが毎年5万3千匹も亡くなっているというニュース記事です。
過って底引き網に掛かってしまった海ガメはアカウミガメ・オサガメ・タイマイ・ケンプヒメウミガメ等の種類で、これらは網に掛かった際に脱出口を用意することによってある程度は少なく出来るそうです。米海洋保護団体の「オセアナ」が米国当局を連邦法違反で訴えたことが事の発端。
AFPニュースから検索すると詳しく解説されているはずです。
ニュース記事を読んで
「混獲」と言われているものです。
wikiより
混獲(こんかく)とは、漁業の際に、漁獲対象の種とは別の種を意図せずに漁獲してしまう、もしくは同種の間においても、意図していたよりも小さい個体や、幼体を捕獲してしまう状況のこと。混獲は、漁獲量の減少や乱獲の原因につながることもある。
5万3千匹とはかなりの数ですね。海ガメは大きいので、網に掛かったら漁師は困るんだろうけど、船に揚げる前に逃がしても死んじゃうんでしょうか?こういった事例は米国だけではなく、日本でも当然あると思いますけど。日本はどうなんでしょうか?イルカの追い込み漁がニュースになってましたけど、調べたら色々出てきそうですね。