リクガメとシュウ酸について素人飼育者の話
管理人がリクガメを飼育し始めてから15年が経ちました。実ははっきりと記録がないのですが、2000年か2001年の12月から飼い始めたんです。その頃は今のようにリクガメに関する情報はネットでは豊富とまでは言わないですが、ソコソコはありましたし管理人もネットからの情報を集めて飼育のヒントにしていました。
その中で「シュウ酸」の多く含まれたものは食べさせてはいけない。
というものも含まれていました。ですから飼育を開始してから一度もほうれん草は与えたことはありません。(家族が勝手に与えている以外)何故シュウ酸が駄目なのか?ただ駄目ではなく、理由も知りたいところですよね。これは我々人間にも当てはまる話らしいんです。
一番良く聞くのは「ほうれん草はシュウ酸が多い」という話です。
ほうれん草はヒユ科アカザ亜科ホウレンソウ属ホウレンソウという種類に分類され、原産地は中央アジアから西アジア、カスピ海付近と考えられています。カスピ海付近なら現地のリクガメも食べていそう、、、。
食用としては灰汁が多く下処理が必要となっていますが、管理人がパスタに使うときはそのままですね。でも最近ホウレンソウ自体を買ってないような気がする。
ほうれん草はビタミンAや葉酸が豊富なことで知られていて鉄分なんかも多いですが、小松菜よりは少ないらしいです。wikiによるとシュウ酸についての記述がありますね。シュウ酸が多く含まれており、度を越えて大量に摂取し続けた場合、カルシウムの吸収を阻害したり、体内のカルシウムと結合して腎臓や尿路にシュウ酸カルシウム結石を引き起こす事がある!と。
リクガメだけではなく、我々も大量のホウレンソウをアホみたいに毎日食べ続けていると尿路結石になるかもしれないと、、、。
管理人は思いました。
ほうれん草をアホみたいに食べる、、、
名前は出せませんが、この人危ないんじゃないかと、、、
まぁ、この方は置いといてシュウ酸の話ですよね。上記のようにシュウ酸の大量摂取は人間でもリクガメでも同じように結石を引き起こす可能性があるということ。大量摂取に関しては人の年齢、体重その他の要因によって数値は違うんでしょうけどね。あまりほうれん草の事は悪く書きたくないですね。生産者に怒られるし。シュウ酸が原因ですからっ!
シュウ酸?
じゃ、シュウ酸とはなんだ?という事になります。漢字では「蓚酸」と表記されます。英字では「oxalic acid」となるようです。シュウ酸は植物から発見されたみたいですね。詳しいことは分かりませんが。カタバミやほうれん草、サトイモ科にも含まれているそうです。
管理人はカタバミという植物は知らないので、ここでは写真を載せたりは出来ません。各自調査なさってくださいませ^^
意外なんですが、シュウ酸は体内において血液中のカルシウムイオンと強く結合する性質があるために毒性があって、毒物及び劇物取締法により医薬用外劇物に指定されているようなんです。
シュウ酸は人工的にも生成(精製?)できるみたいで、染料原料・漂白剤の原料として工業界では使われているみたいですね。
シュウ酸を含む食べ物
シュウ酸を含む食べ物をリクガメも人間も大量摂取しない方がいいよっていう事はわかりました。
シュウ酸を含む食べ物はほうれん草の他にはタケノコ(筍)・モロヘイヤ・チョコレート・ココア・紅茶等があります。摂り過ぎに注意なんですが、チョコレートを大量に摂取してた時期がありますw 野菜に関しては水でさらす、茹でる等の調理をすることによって多少は抑制できるみたいですね。
結論
リクガメも人間も満遍なく色々なものを食べていれば良いのではないかという結論に達しましたw