所謂ミドリガメであるミシシッピアカミミガメを輸入禁止にするという話題がありました。
平成27年7月30日の記事なのですが、管理人はラジオでこの話を聞いておりました。
環境省は2020年を目途に輸入禁止にするという事です。縁日等で行われていたミドリガメをすくう事も過去の話になりそうですね。
ミドリガメは最初は小さくてかわいらしい姿ですが、本来は甲長30センチを超えるカメです。安易な気持ちで飼われはじめたミドリガメは、安易な気持ちで捨てられていく運命だったのか、全国的に広がってしまい生態系を壊しているという判断が下されました。
確かに、小さな池でもミドリカメは沢山見かけることができますよね。
販売と飼育も禁止へ
ミドリガメは1950年代から輸入され始め、一時は100万匹!もの数が輸入されていたそうです。しかし、外来種であり大きくなることを知らずに飼い始めた飼い主さんらが池に放すなどしたためにニホンイシガメ等を追い出し自らの生息地域を拡大していった経緯があります。また、作物を荒らすなどの行為も確認されており、この流れは仕方が無いのですね。
このことから、段階的に輸入禁止・飼育禁止の方向になった模様です。尚、現在繁殖している個体については駆除されていくようです。
外来生物法の「特定外来生物」に指定され飼育については届出制になるとの事。
管理人もあらゆるところで見かけていたので、増えすぎだなぁと簡単に思っていました。ミドリガメには罪は無く、大量に輸入&安易な飼育が今の問題になっているのでしょうね。