沖縄県・大宜味村で車両に轢かれ、亡くなったウミガメの卵を人工孵化する試み
先日のリクガメニュースで取り上げた大宜味村での痛ましい事故ですが、その後「沖縄美ら島財団・総合研究センター」がウミガメを引き取った事がわかりました。
亡くなったウミガメから卵を取り出し、人工的に孵化させる試みが行われるようです。ウミガメの卵は保存する気温で雄、雌の性別が分かれることが判明しており、同所では約80個ある卵を雄、雌の半々に分かれるように「29度」位の状態で人工孵化を行うようです。順調に行けば1~2ヶ月で孵化する模様。無事に生まれたといううれしいニュースを聞きたいものですね。
これまで、成長したウミガメの死亡事故は国内では記録されていないとの事で、地元の研究員らが人工孵化の判断をしたのだと思われます。(管理人の想像)
一般社団法人・沖縄美ら島財団とは、沖縄県国頭郡本部町所在の財団で、美ら海水族館や海洋博公園・首里城等の管理も行っているところのようです。