2010年7月
警察「尋ねガメ」誤放流、2週間捜索し発見
神戸市長田署に遺失届が出されていたペットのカメが、同市長田区の交番に届けられたにもかかわらず、署員が知らずに、近くの公園の人工池に放流した問題があり、同署は約2週間にわたって“捜索”を続けた末、カメを見つけ出し、飼い主に引き渡した。 同署によると、6月23日午前、長田区の夫婦から「飼っているカメがいなくなった」と通報があり、同署が遺失物として受理。同日夜、別の住民が路上でカメを拾い、同署上池田交番に持ち込んだ。 しかし、交番の署員は遺失届の受理を知らず、「珍しい種類ではない」と判断、近くの西代蓮池公園の池に放した。 体長約20センチとペットのカメと大きさが似ていたことから、署は捜索を開始。3人がかりで連日池に入ったり、市立須磨海浜水族園(須磨区)に聞いて、カメの捕獲用わなを仕掛けたりした。 5日夕、わなにかかっているカメを発見。飼い主が確認した。 同署の大路伸一副署長は「連絡の不備で迷惑をかけた。見つかって良かった」と話している。
そもそも、外来生物を放流していいのかな?