タイヤのエアバルブキャップには注意が必要です
ども!管理人です。
管理人は一応自家用車も持っていますが、原付二種スクーターも持っています。でもスクーターに乗ることは殆どなくてすぐにバッテリーがあがってしまいます。買ってから8年くらい経ちますが未だに走行距離は3000キロくらいなんです、、、
最初は色々弄ってみたくなるのがバイクですよね。前に乗っていたDトラッカーは少しだけ弄りました。今現在のアドレスV125Gはミラー以外はノーマルです。オジサンなのでノーマルです。でもタイヤのエアバルブキャップは2りんかんのレジ横に置いてあるアルミのものに変えていました。問題はそのアルミのエアバルブキャップなのです。
通常はプラスチック製のエアバルブキャップが付いていますが、バイク、車共にここをアルミ製のものに変えている人が結構な確立でいらっしゃいます。やはりおしゃれは足元からなのでしょうか?管理人もエアバルブのキャップを変えたんですね。車では外国製の車種でもともと金属製のエアバルブキャップになっていることがあります。管理人が以前乗っていたドイツ製の車もエアバルブキャップが金属製のものが純正品として付いてました。
黒いプラスティックのものよりも金属製の方がかっこいいですよね!(プラスチック?)
しかし注意が必要なものだったのです。
暫く乗っていなかったアドレスV125Gですがバッテリーがやばかったので自宅で充電してみたものの、完璧に充電することは無くFIのインジケーターが点滅していました。
そこでアマゾンから何回か買っているバッテリーを注文。
バッテリーを換装してガソリン入れて、タイヤの空気圧を調べて、、、
とここでトラブル発生!
写真にあるようなどこにでもあるアルミ製のエアバルブキャップが外れないんです、、、それも前後w
自宅に帰ってからペンチ等の工具を取り出して捻ってみますがエアバルブごと回ってしまって駄目でした。エアバルブの根元付近を固定しながらキャップを回せばよいのでしょうが、力を入れずらい場所ですし、とにかく外れる気がしませんでした。思い起こせばどれ位タイヤの空気圧をチェックしていなかったか、、、恐らく3年は経過していたかな、、、
管理人はググりました。検索の鬼と化したのです!
すると何件か同じ症状の記事を発見。そこにはとても難しい漢字が並べられていたのです。
異種金属接触腐食
異なる金属が接触すると腐食してしまうという現象が起きるそうなんです。なんでもっと早く言ってくれなかったの、、、
ガルバニック腐食とも言われているそうです。
通常のエアバルブは真鍮製が多いように見えます。反対にエアバルブキャップはアルミ製のものが多く販売されていますね。ここが問題で、真鍮とアルミでは異種金属となりますからイオン化(腐食)してしまう可能性が高いという事になります。ひと月に一回はタイヤのエアをチェックしていればそのときにキャップを外しますから固着は防げるのですが、管理人のようにたまにしか乗らない、タイヤのトラブルがなかったなどの場合は固着してしまう可能性があるみたいなんです。
異種金属接触腐食については金属を扱っている会社や協会のwebsiteに詳しく説明がありますのでそちらを読んでいただくとして、違う性質の金属同士を接触させることに注意をしましょう!ということです。錆びに強いステンレスでも異種金属と長い期間接触させていると錆びやすくなるみたいなんです。これは金属類を扱う職種の方とっては当たり前の事なのかもしれませんが、世の中の殆どの人が知らない現象ですよね。実際にググってみたところ、エアバルブが固着したという記事はそんなに多くありません。
管理人は自力でエアバルブキャップを外すことを諦め、2りんかんさんに電話して現象をお話しした結果、エアバルブ自体を交換すればよいのではないか?という事を聞かされました。
んで、交換に行きました。
※前輪
アドレスV125Gはリアタイヤを外す場合はマフラーを外すことが必須みたいで工賃が高めです。
※後輪
交換の部品代と工賃は以下の通りでした。タイヤがあまりにも劣化していたり、長い期間放置されていてホイールとタイヤが粘着していたりするとタイヤ交換も必要になってくるようです。
今回はエアバルブ¥270×2と前後のタイヤ脱着工賃¥1620+¥2700で収まりました。ついでにオイル交換も、、、
今回は長い間エアバルブキャップを触っていなかったのが原因で、エアバルブキャップの製品が問題なのではない事を最後に申しておきますね。タイヤのエアバルブを交換する際には同じ金属製のものがいいみたいですね。時々チェックするなら異種金属でもいいのでしょうが、管理人のようにあまり乗らない人は通常のプラスチック製のままがいいのかもしれません。